コンビネーションカードとハイブリッドカード

前章で述べたように、接触式ICカードも非接触ICカードも、同じサイズになっています。

従って一枚のカードに両方の機能を並存させることもあります。

少し紛らわしいのですが、この並存型には「コンビネーションカード」と呼ばれるものと「ハイブリッドカード」と呼ばれるものとがあります。

後者の方がある意味単純です。

非接触ICチップと接触ICチップとをそのまま一枚のカードにのせただけです。

両者の間には回路的なつながりはなく、従って情報のやりとりなどはできません。

一方前者は、非接触ICチップと接触ICチップと回路的にを接続し、メモリなどを共有できるようにしたものです。

NTTコミュニケーションズやぴあによる電子チケット・サービス(電子マネー「ちょコム」利用)など、実用化も始まっています。

また、ソニー、大日本印刷、ビザ・インターナショナル、ドイツの半導体大手のインフィニオンテクノロジーズは共同で、一つのICチップと接触・非接触通信機能を結んだカードを開発しています。

大日本印刷は2004年6月に、JavaCardの接触インターフェースとFeliCa方式の非接触インターフェースとを一つのICと結んだカードを発表しました。

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